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親不知。



10年くらい前、親不知が痛くなり、

歯医者で親不知を抜いた……。

歯医者さん曰く、「とても大きい」ので、

「大変ですよ」と脅された。

実際には……



「大変でした」




麻酔を注射して、メスで切開して、

30分ほどかかってようやく抜けた親不知。

記念にと持ち帰ったはずだが、

……、どこにいったのだろう。



その時は、付き合っていた彼女さんがいて、

かつ、

歯科助手のアルバイト経験もあったことから、

物珍しさで、一緒に行った。
(デートで歯医者……?)


終わった後、一緒に家に来てもらえて、

部屋で過ごしていたのですが、

もう、口の中が血だらけ

つばを飲み込むこともできず、

横になって、ダラダラと口から血を垂れ流していた


そんな自分を見守っていてくれた彼女。

なんて、いい人だったのだろう
(改めて、シミジミ)


血を流すのに、そのままというわけもいかず、

捨ててもよいタオルを利用していたのだが、

後日、その事が問題になった。



「生理中の女の子になんてことするの!!」

(母)




………


あのぉ、親不知を抜いて、


苦しくて横になっていて、


何をするというのですか?


確かに、「そう思われても」仕方がない行動は


(かなり)しばしばありましたが、



「それ、僕のだから!!」



「あら、そうなの」



たしかに、母は、歯医者でいっぺんに3本も歯を

抜かれたこともあります。

だから、親不知を抜いても大丈夫と思ったのでしょう。

むりだから、普通に無理だから。


(自分の)小指の先ほどのものが抜かれたときまで、


別のものを



「抜きたい」




とは思いません!!(自己否定)

インターネット広告の「トランスメディア」提供スキンアイコン by cozysc | 2004-06-23 20:33 | 自己紹介

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